イングランド銀行博物館訪問記録

(初稿メモ:2005年9月28日、写真適当に入れてアップしたのが11月13日)

2005年もまた9月の連休に夏休みをぶつけたあたくし。今回は英国旅行と言う事で、知人の家に一週間居候(ロンドンは宿代が泣きたくなるほど高い)して参りました、で、ロンドンに腰をすえて観光ってのは始めてだったのであちこち徘徊したのですが、BOEに博物館が併設されていると聞きつけ金融関係者たるもの逝かねばなるまいと言う事で早速突撃。

場所は地下鉄のその名もまんまズバリの「Bank」駅から「Bank of Englandはこっち(意訳)」という出口を降りるとそこにはBOE様の立派な建物がございます。

Bank of England


当然ながらその周りも大手銀行の本店と思われる立派な建物があるので、一番偉そうな建物のお写真をおまけに(^^)。

NatWest

で、正面入り口に向かって右側の道を入った所(正面玄関の通りではなくて、隣のRBSの建物との間にある道路に面しています)に「Bank of England Museum」の入り口がございまして、鞄なんぞを持っていると入り口でチェックされます。入場は無料。入り口にパンフレットがございます(日本語版もある)のでそれを勝手に貰って入ります。ちなみにBOEのウェブサイトにもご案内があります→こちら

入るところにこんな事書いてあります。

良く見るとあたくしが映っているのだが

で、まぁBOEの歴史とか貨幣制度の歴史とかの展示(場内の撮影は自粛したんで写真は無い)があるのですが、「金の延べ棒を自分で持ち上げてみましょうコーナー」があったり、ディーリングデスクでディーラー業務の説明を聞くコーナー(席にディーリングデスクさながらに電話機やら情報端末があって、電話を取ると説明が聞けるらしい。あたくしは聞かなかったが)などがあったりと中々オモロイ。

ちなみに金の延べ棒は15キロ位の重さなんですが、そこにいた警備員兼係員のオッチャンは「ほれ見ろ」と軽々と人差し指一本で持ち上げて見せてくれました。ちょうど重心の所に人差し指をフックのようにして掛けると持ち上がるようなのですが、シロートには無理ですな(^^)。

で、最後に記念品売り場があるのが中々笑えるのですが、「BANK OF ENGLAND」のロゴの入ったお土産品の数々に思わず魅了されてしまい、キーホルダー(£6.5)やら定規(£0.6)やらデスクの置時計(£17.1)などなど気が付けば£40近くもお布施をしてしまったのは内緒です。

「BANK OF ENGLAND」印のセーターを着たテディーベア(£7.5)もございまして(上記のリンク先の写真をご参照あれ^^)、こちらの熊さんの種類が「GEORGE BEAR」なんですが、これはやはり総裁(追記:前総裁ですな)のお名前に引っ掛けた洒落なんでしょうか?(英国人ならやりかねん)

また、記念品売り場にはチャールズ皇太子様ご成婚(当たり前ですが最近発行された方)記念コインセットも絶賛販売(またの名を募残販売とも言う^^)されておりました事をご報告させていただきます。土産で買ったらきっと以下自主規制。

結論:
中々面白かったですが、金融関係者以外が観に行っても何がどう面白いのかは少々意味不明かもしれないという諸刃の剣でございますので、観光で行く際にはあなたの連れが退屈してないかどうか注意しましょう。あたくしは同業のオッサンと観に行ったので二人で大ウケしながら見てましたが(^^)。

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