台湾における付加価値税の還付方法ガイド@2004年版なのでそのつもりで

初稿2004/10/18
中正空港の写真追加2004/11/23
デザイン手直し&一部追記2004/12/12(一応決定稿のつもり)


つい先だって3連休(2004年10月10日〜12日)を利用して期限の切れそうなマイレージを消化する為に台湾に逝って参りました。何か風邪気味だったのに無理矢理逝ったら関東地方直撃の台風にぶちあたり、3連休の初日にも関らずJR東日本様が成田線をしっかり運休にして下さったお蔭で京成電車に特需発生。普段ガラガラな筈の京成スカイライナーが切符が瞬間売り切れ状態当然ながら絶賛満席。切符買ってホームに降りたら既にその電車の切符が売り切れ状態ってどうよ(それ以前の問題として日暮里の出札口が大混乱状態でしたが)って感じで成田に逝くまでエライ苦労しました。まぁそれは兎も角として。


昨年(2003年)の3月に行った時に用意していたガイドブックには書いていなかった付加価値税の還付が先日逝った時には可能になっていたので、話のタネになるかと思いトライしてみました。

ディスクレーマー:以下の話はあたくしの個人的体験に基づく局地的なお話であったりしますので、正確な手続きは交流協会(大使館とは言わない)などの資料をご参照下さい。また中正国際空港のWeb(英語版あり)にもそれらしき箇所があるようなのですが、元々Webが重い上に肝心のドキュメントが何故か読めないので内容は見ておりません。

VATというか付加価値税の還付を受ける為にはとりあえず以下の条件が必要になるらしいです。

1.旅行者が同一日に同一箇所で購入した合計額がNT$3000以上である事。

→同一箇所というのは、例えば新光三越台北站前店だったらその建物の中のお店全部が含まれる。数日にわたって合計額がNT$3000でもダメです。なおNT$3000というのは日本円換算で1万円ちょっとですので、まぁ定番土産のカラスミを少々買えば直ぐにオーバーしちゃうでしょう。

2.所定の用紙(店で用意してある)に売り場で必要事項を記入してもらい、当日中に所定用紙の書式を完成させる事。

→今回は上記新光三越台北站前店でトライしたので、1階のインフォメーションで書式を完成しました。うっかり翌日に持ち越すとやってくれない事になっている。

3.空港の税関で手続きする際に購入商品を呈示する事。

→そりゃその場で費消しちゃったら駄目だわな(^^)。あたくしの前に並んでいた日本人のオッサンは肝心の商品をチェックインで飛行機に積んでしまったので空しくも還付を受けることができませんでした。用紙にちゃんと書いてあるんだから良く読めこのアフォと思うわけだが。まぁ実際は買った商品を新光三越の紙袋に入れた状態(買ったままの状態)で「ほいな」と見せたら別に中身までこまごまと改めたりはしませんでした。額が小額だったからかもしれないけど。

なお、所定の用紙を完成させるためにはパスポート新光三越台北站前店はコピーでOKでした)が必要になります。まぁ海外旅行中はパスポートのコピーを常時携帯しておくと何かと便利だしフツーの旅行者なら現物もって歩くのは保安上宜しく無いかと思われますんで、海外旅行にはパスポートのコピーを2枚ほどもって逝くことをお勧めします。


中正機場に着いたら、チェックインで荷物を預ける前に(これ重要)税関窓口に行きましょう。あたくしの使った第1ターミナルの場合、航空会社のカウンターが並んでいるそのまた先に税関窓口がありますので、うっかりすると先に荷物を預けてしまい、上記のオッサンのようになりますので注意されたし。

ちなみに還付される額は購入額の5%弱(税率が5%なんですかねぇ)となっていますので、ちょっとした軽食代にはなります(日本円への両替もできますが)ので、お買い物のご参考にして下さい。

・・・・・というか、税金取られる取られないの問題を別にしても、カラスミのような食品土産ってのは免税店や著名土産物店で買うよりも、デパートの地下で買った方がそもそも割安でございます。ツアーで仕方なく回る場合でも自由時間があればデパートへGo!(新光三越の回し者ではありません。ちなみに買うかどうか逡巡してたら店員のオバチャンが「3つ買ったら1つ小さいのおまけね〜」という攻撃をしてくれましたので、図々しく値切り交渉する事もできるのかいな)ですな。



脳内メモリーで書き出しているので正確性は保証致しかねます。その時の書類の写真(良く考えたらコピーとっておけばよかった)しかもインスタントカメラで撮影なのでデジタル画像ではないという代物が現像待ちで空しく家に転がっていますので、上手く撮れていたら後日アップの所存。

(追記:11月23日)案の定空港内でフラッシュ焚かずにインスタントカメラで取った画像は見にくい事この上なし。で、とりあえずチョー不鮮明ですが、払い戻し手続きをした「海関服務台」(関は本当は旧字体)の写真でも、ってアップしていいのかな〜と少々疑問に思いつつちょっとアップしてみるの巻。実は写真貼り付けのテストでもある訳ですが(^^)。

中正機場海関服務台



画面の真ん中にある「CUSTOMS INFORMATION」が要するに税関窓口で、その左にあるピンク色の表示灯があるのは両替所です。上にあるでかいボードは出発便ご案内表示板です。画像不鮮明でちと見にくいのですが、あたくしの搭乗した日本アジア航空13:30発東京(成田ですが)行きだと「日亜EG 204 東京 TYO 13:30・・・・」(EGは航空会社コード)という感じで表示されてます。
撮影:2004年10月11日/中正国際空港第1ターミナル1階

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