「大江戸温泉物語」突撃記録(^-^)/

えー、昨日(=2003/05/01)は臨海副都心地区にございます「大江戸温泉物語」という無理矢理ボーリングをして強引に温泉を引き当ててきた温泉ランドに行って参りましたので3連休前の皆様向けに(^^)ご報告を致します。

訪問日時:2003年5月1日、13:30頃〜18:30頃
天気は快晴、気温は手元の1日付新聞では最高気温21度との事です。風は元々から強いのですが、昨日は結構強かった。

ということで入場してみました(^^)。http://www.ooedoonsen.jpをご参照くだされ。

入ったらまず最初に2700円+消費税をお支払いしまして、その後展示してある洒落た浴衣の柄の中から好きなものを選んでから男女別のロッカーで浴衣に着替えます。あたくしは背中の柄が新門辰五郎になっているのを選んだ積りでしたが、係りのねーちゃんが間違えて堀部安兵衛の物を渡した上に、確認を促された本人も気がつかないという念の入れようでした。

浴衣に着替えてタオル引換券(受付でタオルは渡されない)と100円玉1個(風呂場の脱衣所で必要になる)を持って中に入るとそこは風呂場・・・ではなくて、江戸の町の積りで作ったと思われる広場になっております。広場には土産物屋が少々と、食い物屋が多数という組み合わせになっておりまして、広場の奥の方がフードコートになっております。

で、広場(広小路という名前がついている)の脇から男女別の大浴場に入り、タオル引換券で持ち運び用の手提げに入ったタオルとバスタオルを受け取って風呂に突撃です(^^)。(ちなみに脱衣所は後で返ってくる方式の鍵付きロッカー)

風呂は・・・・・そうですな。まぁ普通の健康ランド(と言っても西葛西の健康ランドにしか入った事無いんですけど)並みの物は揃っています。ぬるめの大風呂と寝湯(バイブラバス)に熱めの風呂に企画物(行った時には菖蒲湯でした)。サウナに水風呂。外に露天風呂と。広さも概ね普通ですな。スーパー銭湯ではないので洗い場のスペースがやや少ない気がしました。

衛生面をやたら気にするのか、湯自体は温泉なのか温泉じゃないのかよく判らんという感じです。内風呂のど真ん中に少々塩辛い風呂がございまして、これが温泉そのまんまなのかなと思わせてくれました。

泉質はナトリウム一塩化物強塩温泉だそうであります。

露天風呂の広さもまぁこんなものという感じ。内風呂からも見えるのですが、羽田空港にアプローチする飛行機の爆音とお姿が露天風呂からよーく見えちゃいまして、車輪やら機体番号なんかが下から良く見えます(^^)

のうのうと風呂に1時間半近くも入っておりますと、さすがにもう飽きて参りますので、風呂を出て館内の探検を行いましょう(^^)。

基本的に健康ランドと同じ方式で、入った時の脱衣所のロッカーキーにバーコードが着いていて、出るときに清算形式でして現金はいりまへん。

フードコート(八百八町という)にてビールを軽く飲んだあと、2階に上がってみました。2階には射的や輪投げなどのお遊び縁日と、食い物屋がありまして、奥の方には畳敷きの大部屋があるのですが、あたくしが行った時には大部屋は団体様ご予約状態でした。

食い物屋室内の他デッキもございまして、どうも夏はビアガーデンにしているようでございます。昼間は普通に芝浦方面を眺めながらバリエーションの乏しいつまみで生ビール(業者は何故か銀河高原ビール一社です)を2杯も飲んでしまいました。都合3杯。日が沈む前に飲む酒は美味いですな(^^)。

まぁ飲んでボケーっとしていると次第に日が傾いて参りまして、風も強いので風邪を引く前に中に戻って、今度は同じフロアにミニチュアの兜だの刀だのといった類のものを展示してある場所があったので話のネタ、というかこの文章を書くことを意識して^^入って見ました・・・・が、ありゃー外人でも一緒ならいいけど、普通の人間が見ても別に面白くないと思われます。有料ですので(その割には清算で引かれた雰囲気は無かったが)。

再度1階に戻りまして、フードコートの奥に大広間の座敷があることに気が付き、ガラガラでしたので何のためらいもなく^^;思いっきり横になってお昼寝を開始してしまいました。混んでいたら到底出来ませんな。

目覚めた後(周りでもあちこちでアザラシになっている人類が男女問わず存在しておりましたが・・・・)小腹が空いていることに気が付き、コロッケだの焼きおにぎりなんぞまで食ってしまいました。

最後に大浴場の隣にあるやたらと広い足湯コーナーにも行ってきました。こちらは足湯なだけに浴衣のままで入り、男女一緒になっているというパターン。つぼ押し用に石が埋め込んであるのですが、正直痛過ぎ。台湾にある「健康歩道」を見習って改善して欲しいですな。

とまぁそんな感じで日が沈む頃にあたくしは退散したのですが、退散する時には入場者が受付前で作る行列が結構なものになっておりました。

ちなみに、館内放送で呼び出されるのは遠くから来た観光客と思しき人がやたらと多うございました。そんな中でも一人で来ているあたくしのような変人がほんの少しだけおりましたな(^^)。

会計:入館時2835円
飲み食い:ビールが中ジョッキ一杯で550円。つまみで塩辛が380円など。気がついたら税込みで3234円も飲み食いしておった(汗)

という事で、締めて6069円も掛かってしまいました。

中に飲食物を持ち込むのはかなり困難。入場後最初に浴衣に着替えてから中に入る形なので、どさくさに紛れて持ち込むという技が使えない。中でタダなのはフードコートにある給茶機のお茶と、大浴場の脱衣所にあるウォータークーラーだけですので、並みの健康ランドよりも滞在費用が掛かります。

ご宿泊状態のお方のために有料の休憩所もあるのですが、さすがにそちらには行っておりませんので、よく判りません。

あたくし的感想

小洒落た健康ランドといった感じですので、近所に健康ランドがある方がわざわざこの為に来るほどのものではありません。台場まで行った時に話のネタに行くのならば、空いていさえすればそれなりにのんびりできると思います。と言っても夕方になると入場者が増える(6時以降の入場は1900円とだいぶお安め)し、どうせ土日は混んでいるでしょうし、土日に限り4時間以上居ると追加料金が掛かりますので、あたくしのように平日の昼間に行くのが宜しいでしょうな。

ただし、前にも書きましたが、タダで図々しく休息できる場所に乏しい上に安目の自販機などが良く判らない所にしかないと、並みの健康ランドよりは金が掛かるような構造になっているので、あたくし位金が掛かる可能性も無きにしも非ずかと思われます。

あと、ちょいと気になったのは、店員に若いのが多いせいか、今一歩店員の気が利かない所ですな。中ジョッキにイカの塩辛頼んだ客(あたくし)に箸を出さない店員がいるかと思えば、知り合いと思われる来店客とでかい声で話をしていて「あんた早く包んでよ」と客に急かされるレジ係の店員などどうも店員の態度が今一歩ですな。


アプローチ

あたくしは運動不足解消を兼ねて自転車で行きましたが、近所のオフィスに勤めている人間以外でここに自転車で来る奴は居ないと思います。ゆりかもめ「テレコムセンター」駅から2,3分歩けば着きます。お台場の中心街からは無料送迎バスが出ているようですので、そちらを利用するのが吉かと思います。


周辺環境

テレコムセンターのあたりというのは元々お台場の観光地とは甚だ離れた場所(そもそも江東区青海で、台場は港区台場。行政区域が違いますな)でございまして、隣近所にあるのは東京税関や長栄海運(EvergreenMarine)のコンテナセンターにテレコムセンターと、正直見るものはありません。歩くと多分15分以上かかりそうな所に「船の科学館」がございます。


というわけで、結局連休に行っても混んでいるだろうから止めときなさいという、全然連休観光案内になっていない内容でございました(^^ゞ

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