交通事故に遭いました。(完全な被害者っす)

結構な事故だったのですが、関係者一同全員軽症で済んだようです。以下がその翌日の駄文です。


2004/09/09

お題「番外編―あたくしの超不幸かつ不幸中の幸いの一日」

本日は番外編。何と申しますか身を切ったネタ状態です。

○交通事故編

昨日のあたくし、まぁタクシーなんぞに乗っておった訳なのですが、大通りに並行して走る小さな通りを(大通りに入る信号が赤だったので抜ける為に)走っておった所、信号の無い交差点って奴で「左前方に車!」と思った瞬間に「ガシャーン」となりました。でもって後部座席にいたあたくしは前のシートのどこぞかにぶつかった訳であります。まさに出会い頭とはこの事なんですが、左から入ってきた車(これまたタクシー)が一時停止しないで突っ込んできたらしいですな。

あたくしの乗った車は豪快にも交差点(小さい交差点ですが)右前方にある事務所に突っ込んでサッシとガラスをぶち破りまして、もう見物人様大集合。そのときあたくしは、とりあえず顔面が甚だしく痛いのですが、車から何となくガスのような香りがしたので「とりあえず脱出しなければ」と思い外へでたら、野次馬先生から「額が割れとるぞ」とのお告げ。後から後部座席の下をみたら右のレンズの所から見事に真っ二つになったメガネの片割れが発掘されたのでありました。

で、まぁ救急車なんぞも呼ばれまして某病院に行ってレントゲンだの取った訳ですが、額の擦過傷は派手ながら縫う必要なしとのお告げ(確かに後で見たらそうでした)で、骨には異常なしとの事で一安心と言いたいのですが、顔面から鼻にかけて腫れておる訳で、もうこれは先生如何な物かと思われますって感じです(なんて今だから書いてますが、その時はもうとりあえず痛いのと骨折が心配で余裕皆無でございました)。

まぁ救急車には乗るわ、病院では戸板じゃなくて何と言うのかしりませんが(追記:戸板じゃ死んでます^^;正式名称はストレッチャー)、寝たまま運搬器に乗せられて首は固定されるわもうエライコッチャでありました。その後警視庁某警察署で事情聴取を受けましたが、何を隠そう事情聴取はこれで2度目。前回もタクシー事故がらみでして、前回は「おーい」と止めたタクシーの右側にバイクが突っ込んで大転倒というこれまた洒落にならない事故でござんしたが。

とりあえず「信号の無い交差点で出会い頭に衝突して道路わきの事務所(たぶん兼住宅)に特攻して玄関ガラス大破(多分タクシーも大破でしょうな追記:2台とも全損だそうです)という豪快な事故ながら死人なしであったのは不幸中の幸い。

・・・・っていうか1秒タイミングが狂ってたらこっちの車の脇腹にぶつけられてお陀仏さんだったかと思うと中々であります。


・メガネの良し悪し

あたしゃー常にメガネ掛け人間ですし、乱視も入っているので、ガラスのレンズはちとしんどく、プラスチックレンズにしておりまして、お蔭で割れても粉々になるという事態にならなかったのかと思う訳です。ついでに申し上げると、前方に激突した時にメガネがぶっ壊れるのに必要な分のショックが吸収された訳でもありますから、(外傷は痛いは顔面は腫れるわと悲惨ですが)まぁ顔面直接大強打をしなかった(と思われる)のもメガネの効用でもあったりする訳です。ガラスのレンズだと派手派手に壊れて眼にどうしたこうしたという事もありますので、お値段張ってもプラスチックレンズを推奨したいところであります。


・車載カメラのあるタクシー

どうも加害側らしいタクシー会社の事故担当者が夕方に来社(後始末終わった所で出社したので)して丁重にお話するには・・・・

某タクシー会社(武士の情けで名は伏せる)では運行測定の一環として車載カメラを用意してあるそうで、当然ながら運行中に取る映像は何度も上書きして使うそうですな。で、いくらか忘れましたが、ある一定以上の加速度が車にかかるとその前後10数秒だか20秒だか忘れましたが、その記録は自動的に保存する事になっているとの事でして、このお蔭で事故の原因も判りやすくなったようです。当然ながら前方道路優先のところを見事に時速50キロで突っ込んだことなんぞ一発で判るようであります。


・病院は高い!

まぁ病院は当然のように自費立替なのですが、レントゲン取って顔面の傷を見て「こりゃ縫う必要はないね」と言って傷口を消毒して派手にガーゼで止めただけなのに26840円ですよ先生。後で返ってくるとは言え、この調子で通院していたらお財布様がエライコッチャになってしまうのですが、某病院救急部恐るべし。お品書きによりますと消毒液つけてテープ貼ったのが9700円で、レントゲンが17140円でした。

しかもこの某病院は「保険会社に後から請求してくれ」という技が使えないという所でして、行くたびに精算では洒落にならんという気が思いっきりする訳ですな。困ったもんです。


・タクシー事故は多いそうで

都心ではタクシーの台数は増えるわ人口が増えて自転車の通行は増えるわという状態でして、東京都中央区における交通事故の半分はタクシーがらみだと事情聴取を受けたもののカツ丼は出なかった(^^)警視庁某警察署の担当のお方(これは記憶違いでして、某タクシー会社の事故担当が前日に警視庁中央警察署の講習会に行って聞かされた話でした)が仰っておりました。皆様もお仕事でタクシーご利用の際はシートベルトしろとは申しませんが、窓枠の手すりとか前の手すりとかに手を掛けておくのも吉なのかもしれません。


ま、顔面の方はメガネ大激突のお蔭で額に派手に傷ができるわ(深くないので見た目ほどではないが)、鼻のあたりが内出血していて額と共に腫れているわという有様ですが、顔面強打でお陀仏さんになるよりは無限大倍はマシですので、ほっと一息と言う感じであります。あと右脛打撲と、その時は気が付かなかったのですが、左の膝も強打していたようです。他の痛みが納まってきたら気が付いたざます、とほほのほ。

事故に出くわすのは全く不幸なのですが、時速50キロで横からきた車にぶつけられて(とりあえず今の所)まぁ寝込むような怪我になっていないというのは悪運が強かったと申し上げるしかないのかな〜と思う訳です。結構こういうパターン多いんですよね>自分


○PC編

まぁそんな訳でとりあえず朝のドラめもんは夜のうちに書いておくかと考えてPCを起動したらとうとう謎の画面が現出。もう人が交通事故にあったというのにこれかいなと激しくしょんぼりしてながらやっていたら、プログラムやらドライバやらがいくつか飛んでおりましたが、珠玉のデータ(嘘です。只の過去の駄文)は無事でありました。ホッと一息。

しかし、肝心のウィルスバスター大先生が飛んでおりまして、おまけにあたくしのPCに大昔プリインストールされていたマカフィー先生の残骸が復活したようで、ウィルスバスターの再インストールができないという悲しい事実。各種設定も何故か4年前の状態に戻っておりまして、仕方が無いので早寝したいのに泣きながら設定をしなおして再起動したら同じ現象が発生(号泣)。

ええ、頭に来たあたくしはもう一度設定しなおした後はPCの電源入れっぱなしですよ。もう恐ろしくて電源切れません。仕方がないから週末にとうとう新PC導入の所存であります。

で、まぁ頭に気ながらPCいじっていたのですが、いきなり「もしかしてこれはご主人様の命を守る為に災厄をPCが引受けて下さったのか」と自分に都合のよい解釈が閃きましたので、そういうことにしてPCは仕方の無いことと割り切る事にしました。まぁ基本的なデータが飛んでいなかったので被害僅少ですが。

ということで、ウィルスメールは間違っても送ってこないで下さい(^^)。


という訳で昨日は散々な日でありました。とりあえず命あって翌日を迎えることが出来たのは悪運強しと言った所なのでしょう>自分


#皆様も安全運転に心掛けてください。


後日というか数日後談(記:9月13日)

とりあえず警察提出用診断書のゲットと診察あんど検査の為、閑散相場の中、病院に行って参りました。診断書には「2週間程度の加療を要するものと思われる」とありましたが、どうもこの2週間というのはお約束のようですな。調書には「乗客1名は全治2週間の軽症」ってなるんでしょう。

顔面の擦過傷はだいぶ目立たなくなりましたが、腫れと内出血に伴うあざは残っておりますな。診断書の病名は「両下腿打撲、外傷性頚部症候群、顔面擦過創」であります。


なおも追記(記:11月18日)

結局10月から週に3〜4日のペースで近所の整形外科に行ってリハビリをしております。肩というか腕はちゃんと動くようになってきた(実はリハビリ始めた頃は腕を真上に上げると痛かったりしてました)のですが、頸の方は相変わらず年がら年中張るという状態。あまりにも頸が固い状態が続くよって本日は先生が何か筋肉の緊張をほぐす漢方薬で即効性のあるお薬を処方してくれました。どういう効き方をするんだろう?わくわく。(ちなみに通院費は加害側の保険会社に医院から直接請求が行くようになっているので資金負担皆無です)


更に追記(記:2月14日)堂々完結編(^^)。

まぁとりあえず10月、11月は週に3〜4回、12月になってからは整形外科の先生が「少し頻度減らしなさい」とご指導して、まぁ動きに支障が無くなった(動くのは無問題だが、と言ってまぁ体調が悪くなると肩がアレだったり頸がアレだったりしないわけでも無いのですが)という事で(つーか長患いされても困るんでしょうけど)12月末をもって目出度く(?)整形外科を放免されまして、先日示談書に署名捺印をしました。賠償金の額などは武士の情けでナイショ。

あ、そういえば漢方薬。何となく効くような気もしないでもないなぁ位の効果はありましたが、「薬切れたからもうちょっと頂戴」って言ったら却下されたところを見ると、どうも連用しないほうがいいらしい。ちなみにモノはツムラの芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。湯と書いてあるが粉薬です。


で、教訓ですが・・・・

その1:タクシーに乗っている時は必ず手すりを掴まえて、出来れば前方に注意しましょう。当然ながら助手席に乗っているときはシートベルトを忘れずに。

その2:特に抜け道を通行中は大通りの時以上に注意しましょう。

その3:リハビリは近所あるいは会社の近くの整形外科が吉かと。早期(あまり早すぎても別の後遺症との関係があるようなのでアレですが)に週に4回とかある程度数こなすと回復も早いようですな

その4:まぁとにかく安全運転に心がけましょう。


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