分類不能の雑文

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とりあえずここにぶち込んでおきますが、いずれ整理する所存・・・と言い続けて早や・・・もうサイト作ってから9年以上になるのか・・・・整理していません。

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2003年度下期(以前の整理はまだできていない)

2014年度の見出し

2014/10/08「ゴミのような委員会質疑で金融政策決定会合を中断させる民主党福山哲郎氏議員の資質を疑う」
2014/06/25「伊藤隆敏さん今度はヘッジ発言を始める浅ましさ」
2014/04/18「伊藤隆敏さんのGPIF発言がどんどん無茶苦茶になっている訳だが」

2014/10/08

○自己顕示といえばゴミのような質問で金融政策決定会合を中断させる馬鹿のホームラン王がいるようで

声明文は「以上」ということで終わりなのですが、3ページ目に『(参考)』というのがありまして・・・・・・

(参考)
・開催時間――10月6日(月) 14:00〜16:18
10月7日(火) 9:00〜9:54、11:22〜13:49(注)
(注)会合は、黒田委員の国会出席のため、9:54〜11:22の間、中断した。

ということで、ご案内の通り国会出席がありましたが、質疑の内容はと言いますと(詳しくは国会会議録が出るのですが数週間程度後になるので直ぐには判らん)・・・・・・・・・・

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ND1ZZK6KLVRE01.html
日銀総裁:「円安で問題生じてない」、見通し下振れれば緩和
更新日時: 2014/10/07 12:44 JST

『民主党の福山哲郎氏の円安についての質問に対し、黒田総裁は「円安が輸出、グローバルに展開している企業の収益、設備投資等に一定のプラスの効果がある一方、輸入コストの上昇、あるいはその価格転嫁を通じて、特に非製造業の収益に押し下げ圧力として作用するということは事実」と述べた。その上で、「その影響は産業や企業規模によって異なるが、一般論として言えば、経済や金融のファンダメンタルズを反映した形で円安になるということであれば、多分、全体としてみれば景気にとってはプラスであろう」と指摘。「金融あるいは経済のファンダメンタルズを反映して為替レートが動くことは経済にとって、全体としてマイナスではない」と語った。』(上記URLより、以下同様)

金融政策決定会合を止めてまで質問するのですからさぞかし緊急性と重要性の高い質問をしているんでしょうねえ福山哲郎先生。

『どういう状況になれば追加緩和の引き金を引くのか、という質問に対しては、「これまでのところ2%の物価安定目標の実現に向けた道筋を順調にたどっている。したがって、2%の物価安定目標の実現を目指して、これを安定的に持続するために必要な時点まで量的・質的緩和を継続していくことが重要だ」と言明。 その上で、「何らかのリスク要因で見通しに変化が生じて、2%の物価目標を実現するために必要になれば、調整を行う。具体的には、見通しが下振れになった場合は当然、調整は追加緩和になろうと思っている」と語った。』

・・・・・・・・・えーっと質問は「円安の影響」と「追加緩和について」のようにお見受けしますが、それのどこが金融政策決定会合を止めてまで行う程の緊急性と重要性を伴った質問なのか全く理解致しかねるのでございますが、もしかして福山哲郎委員様の自己顕示アピールだけの為に政策決定会合という大変に大きな資源を投下して、しかも市場に大きな影響を与える行事を中断させたのでしょうかと疑問を呈したいところでございまして、まあこの一件で福山哲郎先生のお名前は金融市場に轟き渡る事になりましたので、自己顕示が出来て大変良かったですね悪名だけどと存じます次第。

まあ可及的速やかにこういうホームラン級の馬鹿者は議員バッチを外される事をお勧めしたいと思うのでございますが、どうしても質問しないといけない超重要問題であったというのであれば福山哲郎先生の見解を是非お伺いしたい訳で、実は超重要で緊急性を要するような質問をしたのにニュースになっていないだけだったというのであればこの部分は全面的に撤回して深く陳謝しないといけなくなるので説明プリーズという所ではありますな、うんうん。

#そういや昨日の国会と言えば団扇のニュースを国営放送で全然やっていませんでしたが(銃声)

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2014/06/25

○恥知らずと言えばこれは昨日の顎が外れたニュースの白眉

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7MS2K6S972V01.html
伊藤教授:GPIFは日本株の高値づかみ避けよ、国債売却直ちに (2)
更新日時: 2014/06/24 16:19 JST

『6月24日(ブルームバーグ):年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )は、保有国債を直ちに売却すべきだが、国内株式などの高値づかみは避ける必要がある−。伊藤隆敏政策研究大学院大学教授は、債券を売却した後は、リスク資産への運用時期を見極めるまで現金などで一時保有することも一案だと話す。』(上記URLより)

ということで、昨日はこのヘッドラインが出た瞬間に顎が外れたり席から転げ落ちたりした方々が続出されたものと存じますが、ついこの前こんな事をおっしゃっていた筈なんですけれどもねえ。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1VX6G6JTSF701.html
伊藤教授:GPIF改革は受給者のため、国内債52%まで落とせる (2)
更新日時: 2014/03/04 15:05 JST

『伊藤教授は午後にも都内で講演し、国内債の保有比率の引き下げに関連して、「日銀が大量の国債を買っている今がチャンス」との見解を表明した。国内株については、「株価はまだバブルでない」と指摘し、GPIFが買い増す好機だと語った。また、不動産やインフラ投資など新たな資産に運用を拡大すべきだとの考えも示した。』(上記URLより)

えーっと今年の3月の頭から見ますと株価インデックスベースですと3月4日の引けで日経平均が14721円でTOPIXが1204とかでして株価って1割も上がっていませんが、前回はバブルでは無く今回は高値掴みを避けろとか急に何を言い出しているんでしょうかこの先生はという所ですが、要するに無責任に好き放題言ってたのが実際に行われそうになってくると急に自分の吹いていた与太話の結果が恐ろしくなって逃げに入るというようなことは全く無いと存じますのできっと前回と今回との間での株価分析に関して我々のような凡下の及びもつかない高度な計算をしておられるものと存じます(棒読み)。

でまあ更にツッコミ所があるので生産性の無いツッコミでも。

『国債の売却と、日本株や外貨建て資産に投資する時期には「ズレがあっても仕方がない」と、伊藤教授はみる。GPIFの資産構成見直しに先回りした投資家の買いでリスク資産が割高化した場合には、慌てて後追いせず「ひとまず現金や国庫短期証券(TB)で保有し、投資機会をうかがうのが賢明だ」と言う。』(最初の記事の方つまり昨日のニュースのURLから、以下同様)

いやーその間って運用利回りが物凄い勢いで低下するんですけど大丈夫ですかねえ。その「ひとまず」がどんだけ継続するのかというのが判れば誰も苦労はしないのですけれども、そんなに売買タイミングがネ申様のように判断できるのでしたら大学のセンセなんぞやるよりもグローバルマクロのヘッジファンドでも立ち上げて頂きまして、御自身も全財産を担保にしてそこに突っ込んで全力で100倍レバレッジでも掛けて頂いて大儲けして下さった方が世のため人の為になると存じますが如何でございましょうか。

『国債についても、経済・物価情勢が長期的な安定状態に入り、「利回りが上がり切ったら、再び買い増す選択肢もある」と指摘。例えば、「いったん35%まで落とし、将来的に長期金利が4%程度で安定したら45%に戻す」運用もあり得ると語った。』

えーっとアタクシ頭が悪いので良く判らないのですが、年金の基本ポートフォリオからのアローワンスの範囲内で動かすのは相場観でというのがあると思うのですが、基本ポートっていうのはもっと長期的な財政計算とかを元に検討するもんで、相場観でホイホイ動かすものじゃ無かったようにも思えるのですがきっとそれはアタクシの気のせいに違いありません(白目)。

『ただ、伊藤教授はインフラ投資を含めたオルタナティブ(代替)投資の本格的な拡大には現時点で反対だ。リスク資産への投資拡大にはガバナンスの抜本的な強化が不可欠だと言う。』

何の責任も無い外野から散々お話をしている人がガバナンスの強化とか鏡をプレゼントしたくなる件は兎も角として、えーっとオルタナ投資に関して先生様3月には何を仰っておられましたっけ先ほど引用しましたけどねえという所で、もしかしてこの大先生におかれましては記憶力や思考能力に重大な(以下の部分は諸般の事情により削除されました^^)。

まあしかし何ですな。

『米沢委員長は3日付の日本経済新聞で、何年何月までにどの資産を何%にするかの工程表を示すと表明した。しかし、伊藤教授は「市場に先取りされる」恐れがある工程表は「事前に出さない方が良い」と指摘。GPIFは「過小評価されている国や産業分野、企業などを巧みに拾っていく」ことで「年金受給者のため、長期的に運用利回りを上げるのが至上命題だ」と話した。』

部下の下士官や兵にバンザイ突撃させるだけさせて本人はのうのうと生き残る上官といった風情を感じて誠に趣が深いというのはあたくしの理解が間違っていると思いますので、ワタクシのどこがどう間違っているのかを教えてジェネラルと言った所でございますな、うんうん(棒)。

という訳でまあタカ&トシ先生の仰せになられる事は現世の凡下のアタクシには中々理解に苦しむ所ではあるのですが、もしかすると大先生様におかれましては現世の人間には理解できないような超越したお立場におられるのではないかと愚考致したくなる所で、そうであれば大先生様におかれましては可及的速やかにra(内務省検閲)。


#いかん朝から生産性の無い悪態がががががが。

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2014/04/18

○債券市場が盛大に無反応というのにワロタ訳ですが(伊藤先生の毎度の話)

昨日は前場からこんなのが出ていまして、超長期国債の入札があるのに前場から債券売る話をするとかお前は債券ショート筋から(内務省検閲)かと言いたくなるような話ではございますが、何が凄いってこのヘッドライン出ているのに債券市場が盛大に無反応どころか超長期入札後に相場堅調になっている(堅調だったのは先物から10年だが)こと。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N45Y1D6JTSF001.html
伊藤教授:GPIFは約25兆円の国債売却すべき、日銀が受け皿に (1)
更新日時: 2014/04/17 15:56 JST

『4月17日(ブルームバーグ):年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )は国内債が6割を占める資産構成を6月にも改定し、大規模な国債売却を進めるべきだ−。伊藤隆敏政策研究大学院大学教授は、GPIFは日本経済が緩やかなインフレに向かう中、大胆な改革を進める必要があるとの見解を示した。』(上記URLより、以下同様)

色々とアレなのですが、アタクシなんぞは最初肩書の方を見てしまい、ああ遂に伊藤タカ&トシ先生(最近はそういう二つ名が流行してると聞いておりますが)東大から追放されたのかとか思ってしまいましたが惜しくもそうではないようですな(^^)、まあそれは兎も角。

まー何と申しますか、あんさん公的年金運用の何とかの座長やっているんだからそういう話は会議でやれという所でありまして、説得力があって合理的な意見を持っているんだったらその会議の中で普通に話が共有されるでしょと思うのでありまして、外のメディアに向かってああだこうだと与太話をすると言う時点であんさんの見解に無理があるのかダメダメなのかという事なんじゃないですかねえと言う所。

経済系の学者先生で色々とホイホイしゃしゃり出ると言えば竹中平蔵大先生がいらっしゃいました(まあ平蔵先生は学者というより政策プロモーター以下自主規制)けれども、平蔵先生におかれましては庇護者が居なくなったらさっさと逃げ出したとは言え、それまでの間は矢面に立ってやっていましたし、選挙にも出馬して、まあ責任は取りに行っていた訳ですが、どうせこのタカ&トシ先生はこのような変更を行った結果機会利益を喪失したり損失が出たりした場合に本人の財産(如きでは屁のつっぱりにもならんのだが)でも投げ出して貰いますかとか言い出したら「どのような資産に投資するかは専門家に決めてもらう」とか言い出して逃げるタマにしか少なくともアタクシには見えない所がうんこな所でありますな。

いやまあてめえの財産でやるなら勝手なんだが、GPIFの運用資産って「基礎年金部分も含む」年金支払原資なんですけどねえ・・・・・・・・・・

という所で、まあ中身を突っ込んでもアレだが一応備忘メモ。

『公的・準公的資金の運用・リスク管理を見直す政府の有識者会議で座長を務めた伊藤教授は17日のインタビューで、日本銀行の黒田東彦総裁が掲げる「2%の物価目標の達成を視野に、いずれは国債利回りも上昇する」と予想。国内債券71兆円を抱えるGPIFは「国債からの急速なシフトが必要だ。25兆円程度、金利上昇時の損失がより大きくなる満期の長い物から売っていくのが望ましい」と述べた。今なら量的・質的金融緩和で巨額の国債購入を進める日銀が受け皿になり得ると言う。』

第一に日銀が受け皿になったとしてもその分日銀の市中からの買入が減る話ですから金利上昇要因になりますけどねえと思いますが、何気にワロエルのは「金利が上がって損が出るから日銀に売る」というロジックでして、それってGPIF的には損が減るかもしれませんけど、その分の損失は日銀に付きますので結局の所統合政府内での付け替えに過ぎない訳で、それって庭先論にも程がある話ですし、年金基金の損失(損が出る、という前提で考えた場合ですけど)を誰が負担するかという議論の話を完全にスルーしてねえかと思うのですけどねえ。

まあそもそもそれ以前の問題として「金利が上昇したら損失」というロジックもよく判らん所で、日々の時価評価的な含みは損だけど、満期保有すればどうせ(相手がデフォルトしない限り)元本帰ってくるんだし、金利が極端に急上昇しない限り「運用環境の改善」という事で、償還やクーポンの再投資利回りの上昇によって取り返しが可能な話になるんですけどねえと思う訳で、どうもこのジジイは債券投資を償還の無い株式投資(株式投資はクーポンないけど配当はあるな)と一緒くたにして考えてねえかと小一時間問い詰めたい次第。

何せこの先生かつての量的緩和時代に当座預金残高積み上げがオペレーション上困難になってきた(なにせリアルゼロ金利だったので)時に某経済新聞の経済教室だか何だかのコーナーに堂々と「量的緩和政策の拡大の為に当座預金付利」という話を執筆なされたという実績をお持ちな位に視野狭窄というか一知半解なお方でございますのから債券投資と株式投資をごっちゃにしている可能性が微し存な所がオソロシス。

『GPIFの資産構成比率を定めた基本ポートフォリオに関し、伊藤教授は「国内債を現在の60%から40%程度に引き下げ、乖離(かいり)許容幅は上下8%ずつから同10%に広げるのが一案だ」と言う。GPIFの裁量を拡大すれば「金利上昇の過程でいったん30%まで落とし、場合によってはその後50%に戻すことも可能だ」と説明した』

・・・・・・・・・マーケットインパクトというのがあってですねえ。

『伊藤教授は、海外の主要な年金基金は「内外債券の合計で35−40%しか持っていない」と指摘。かつては資産の大半を国債で運用していたが、世界的なゼロ金利政策と低金利という環境変化に対応してきたと説明し、GPIFは世界標準を目指して「早く出遅れを取り戻すべきだ」と語った。』

・・・・・・・・何か色々と事実誤認があるような気がするんだが。

まあいずれにしてもこれだけの大きな資金を運用する主体がポート動かすとなった場合に、事前の事前に「将来こうしますのでよろしくお願いします」とか鉦や太鼓で宣伝してどないしますねんという所で、そんな事したら市場に先回りされて肝心のポートの入替の時に高値掴みや安値叩きをさせられる事になってしまうだけの話でして、事前に大宣伝するとかナントカな働き者とはまさにこのジジイのような事を言うのでしょうなあと思うのでした。

そういや関連してこんなのもありましたよね、一昨日ですけど。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N0N80SP20140416
UPDATE 1-GPIFの動きが6月以降出てくる=株式相場で麻生財務相
2014年 04月 16日 11:40 JST

『[東京 16日 ロイター] - 麻生太郎財務相は16日午前の衆議院財務金融委員会で、株式市場の動向に関連して、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の動きが6月以降出てくる。そうした動きが出てくるとはっきりすれば、外国人投資家が動く可能性が高くなる」と語った。』(上記URLより)

まあ海外投資家様に日本株支えて頂きたいというお気持ちは把握致しましたが、どちらかというと最近いったん買ったポジションを落としたと言われている海外投資家のヤロー共はそのまま放置プレイしておきまして、日本人の財産でもある年金資金で株を購入して株価が上がったのを見た海外投資家が泣きながら踏み上げ買いをして来るという図式の方が日本としてオイシイんじゃないですかねえとか思ってしまう訳でして、いやあの年金基金って国民の皆様の年金原資なんですから(以下の部分は内務省検閲により削除されました^^)。

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